火災保険に加入して火災の被害から生活を守ろう!火災保険を詳しく解説

火災保険に加入して火災の被害から生活を守ろう!火災保険を詳しく解説

火災はとても恐ろしいものです。人命はもちろん、家や家財道具などさまざまなものに被害が及ぶ恐れがあります。
そのような万が一のときに役立つのは火災保険です。

そこで今回は、火災保険の内容やメリット、選ぶ際のコツなどについてご紹介いたします。

1. 火災による被害

総務省消防庁の「令和2年版 消防白書」によると、火災被害は平均して1日103件ほど起きているそうです。それほど火災は身近な災害といえます。さらにこれが乾燥している季節になると、火が燃え広がりやすいため、一年の中でもとくに火災が発生しやすくなります。

火災の特徴として、被害が大きくなりやすいという点が挙げられます。雑居ビルや一般家屋など、隣接していることが多い建物では、火災が発生した際にそのまま近隣の家屋などに飛び火してしまう可能性が高くなります。また、燃え移るまでいかなかったとしても、全焼という形で家屋そのものが全て燃えてしまうことも少なくありません。

初期の状態で鎮火することができれば被害は最小限で食い止められますが、その状態を逃して火に勢いがついてしまった場合、住むところを失ってしまう恐れがあるのです。またご自宅が持ち家であれば大切な資産を失うことになりますし、持ち家ではなく賃貸物件の場合は損害賠償等の請求が発生することになるでしょう。

ご自身が原因の火災ではなく、近所の火災が原因による被害というケースも考えられます。その場合、出火原因になった家の家主は、「失火責任法」という法律で守られているため、こちらから家主に損害賠償請求できません。ご自身になんの落ち度がなかったとしても、泣き寝入りすることになってしまうのです。そのリスクを少しでも回避する手段が火災保険といえます。

2. 加入するメリット

火災保険ですが、加入するメリットはいくつも存在しています。代表的な補償内容としては以下の4項目が挙げられます。

2-1. 家財道具などを補償してもらうことが可能

火災で失う可能性があるものは建物だけではありません。家具など家財道具も失ってしまう恐れがあります。建物自体の補償も重要ですが、家具に関しても失ってしまったもの全てを取り戻すとなると多くの費用が必要になるので、家財道具の補償も重要となります。火災保険では、家財道具も含めて補償してもらうことが可能です。

2-2. 資産の焼失を防ぐことが可能

建物がご自身の持ち家であった場合、建物自体が資産となります。つまり火災によって建物が焼失してしまうことが、そのまま資産を失うことに直結しています。しかし火災保険で資産を補償していれば損失をカバーできるため、大きな安心につながるのではないでしょうか。

2-3. 自然災害による火災でも補償される

火災原因は人為的なものばかりではなく、雷や地震などの自然災害によっても発生します。自然災害が原因の火災では、賠償請求する相手が存在しないため運が悪かったと諦めるしかありません。しかし火災保険では、自然災害が原因の火災も補償対象としているため、広く火災に対して備えることが出来ます。

2-4. 建物形態に関わらず加入可能

火災保険の内容や種類によって異なる部分ではありますが、お住まいが戸建てかマンション、あるいは持ち家か賃貸であったとしても火災保険に加入することが可能です。

3. 火災保険の内容

火災保険の内容ですが、基本的には以下の4項目が含まれています。

3-1. 火災、雷、爆発

火災保険は火災による被害の補償をしますが、その他にも、雷によって家電などがショートし使い物にならなくなった場合の被害や、ガスなどの爆発によって建物や家財道具などに出た被害など、火災以外で生じた被害に対しても補償の対象にしています。

3-2. 風・雪・雹などの災害

自然災害は雷や地震だけではありません。台風などの風による被害や雪による被害、雹が降ってきたことでも被害が発生する恐れがあります。いずれも家屋などに対してダメージを与える可能性がある自然災害ですが、それらによって損害を受けた場合でも補償してもらえます。

3-3. 盗難

留守中や就寝中、何者かが自宅に侵入し家財を荒らすニュースを目にしますが、火災保険の補償内容によっては、そういった盗難に対しても補償してくれるものがあります。

3-4. 水濡れ

大雨などによって浸水してしまうこともあります。マンションにお住まいの場合、配管の破損等によって上層階からの水漏れなどの被害を被ってしまうケースも考えられるでしょう。そういった水漏れ被害についても、火災保険の補償内容に含まれる場合もあります。

4. 選ぶ際のコツ

火災保険は多くの保険会社が出している商品になりますが、その中からご自身に合った保険を見極める必要があります。選び方のコツとしては、『補償対象』が大きなポイントです。

保険によって建物だけの補償、家財道具だけの補償、またはその両方を補償というように補償対象が分かれていることが多いのですが、補償範囲が広ければその分保険料が高くなります。火災保険を選ぶ際は、その補償が本当に必要であるかを検討したうえで決定するようにしましょう。

5. まとめ

まとめ

火災保険にさえ入っていれば、いざ火災に巻き込まれてしまったとしても被害を最小限に抑え、生活への影響を軽減できます。備えあれば憂いなしという言葉もありますので、万が一に備えて加入しておくことをおすすめします。

「パパとママとこどものほけんハウス」では、各種保険に関するアドバイスを行っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。